川崎市議団NEWS平成28年第1回定例会

本市独自の防犯カメラ助成制度の創設へ

 平成28年2月15日(月)~3月18日(金)の期間にて第1回川崎市議会定例会が開催されました。今回の定例会においては、「議案第44号 平成28年度川崎市一般会計予算」等の予算関連議案を含む計91本の議案審査が行われました。

平成28年度予算編成について

― 依然として減債基金に依存する財政運営が続く ―

 過去最大の規模とされる平成28年度一般会計予算ですが、依然として減債基金に依存する財政運営が続いています。当初見込みから縮減されたもの、単年度92億円の新規借入にこれまでの借入総額231億円の返済目途が立たない財政運営は決して看過出来るものではありません。公約の実現に向けた取組を切れ目なく推進する為と必要性が示されましたが、量より質に転換を遂げた新たな行財政改革案からは大きな財政効果を見込めるものではなく、返済の為の財源捻出は容易なことではありません。
 一般会計ベースでは公債費735億円に対して市債発行額は592億円となり、基礎的財政収支、いわゆるプライマリーバランスは140億円の黒字とされています。しかし、償還元金に加えて147億円もの利払いに92億円の新規借入を勘案すれば実質的には赤字となることから大変厳しい財政状況が浮かび上がります。
 また、近年は将来を見越した複数年次予算の重要性が指摘されています。示された財政フレームによれば平成29年度には前年度比237億円増となる829億円もの市債発行が見込まれ、平成17年度以降、継続的に黒字を維持してきたプライマリーバランスが赤字に転落するとともに前代未聞となる191億円もの減債基金から新規借入は到底許容出来るものではなく、赤字回避に向けた具体的な対応策について質問を致しました。

防犯カメラの設置支援

 平成28年度から町内会・自治会等が防犯カメラを設置する費用に対してその一部を助成

小児医療費の拡充

 既存の医療費助成の適用範囲を小学校2年生から小学校3年生へ拡大

保育士宿舎借上げ補助

 国の補助事業を活用し、法人が保育士の宿舎を借り上げる為の費用の一部を支援

路線バスサービス向上に向けた社会実験の実施

 路線新設に向けた路線バス社会実験への支援(向ヶ丘遊園駅~たまプラーザ駅)

川崎市子ども・若者ビジョン(案)

-横断的な切れ目ない対応を目指して-

 児童虐待や、いじめ、不登校、ニート、ひきこもり、非行、犯罪被害など、様々な困難を抱える子ども・若者には社会の一員として立ち直ることができるよう特別な支援が求められています。
その為、子ども・子育て支援、福祉、医療、保健、教育など、関係各局・区で推進している施策を横断的に捉え、乳幼児期から青年期に至るまで、ライフステージに応じた切れ目ない支援を行うことを目的に「川崎市子ども・若者ビジョン(案)」の策定が予定されています。
このたびの代表質問において子どもの貧困対策と世代を超えた連鎖の防止に向けた支援策について、その具体的な内容と予算措置等について質問を致しました。

横断歩道橋にネーミングライツ(命名権)を導入へ

 近年の厳しい財政状況の中、道路施設の劣化に伴う維持費の増大や住民の安全・安心への意識の高まりを受けて、効率的で効果的な維持管理が求められています。このたび、本市のイメージアップと道路施設の維持管理等の財源確保を目的として、横断歩道橋等のネーミングライツ(命名権)を導入することになりました。

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